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新潟県中越地方の文化

アルペンスキーワールドカップ2020にいがた湯沢苗場大会2月22日~23日は一部の競技が天候不良になり中止になったということですが、湯沢町の冬はスキー客で賑わう地域です。また、米どころ、酒どころの新潟県の中でも南魚沼市の八海醸造では高級なビールやウイスキーも手掛けられ、数種類あるライディーンビールの中でもホップが効いた IPA を美味しく頂きました。この地方ではへぎそばも有名です。布のりをつなぎにした滑らかなそばですが、へぎそばの名称はそばではなく長方形の木製の器に由来しています。ざるそばなどは小ぶりの円形の器に一人前盛り付けられるのが一般的ですが、「へぎ」は30x20 ㎝超もあり、越後湯沢駅前の中野屋さんでは2人前からの注文になっていました。また、読売新聞日曜版で最近紹介された、魚沼市にある赤城山西福寺(せきじょうざんさいふくじ)を目指すと、道案内などは一切なく民家もまばらな道程の先に「開山堂」が静かに佇んでいました。堂内外に幕末の名匠とされる石川雲蝶の彫刻、絵画や漆喰細工が溢れており、特に開山堂の天井や欄間には道元禅師を題材にした作品が多く、静かに大変有難く拝観することができました。人ごみに塗れない、山間部ならではの独自であり崇高な産業、文化が育まれているのを感じることができました。

西福寺にて 右本堂 左開山堂
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地勢による気候の違い

先月、関越自動車道で東京から魚沼群湯沢町に移動しました。上里サービスエリア(埼玉県内)で見つけた「群馬のお土産:かいこの一生」です。

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。」川端康成著の「雪国」の書き出しは余りに有名です。谷川岳を貫くトンネルとして、「雪国」のトンネルは1931年開通の上越線の清水トンネル、上越新幹線が通るのは大清水トンネル、今回我々が自家用車で通った関越自動車道のトンネルは関越トンネル、10 ㎞超の関越トンネルは2015年まで道路のトンネルとしては国内最長でした。今年は降雪が少なく、3月には平地では積雪装備は全く必要ないと思って出発しました。群馬県側から前方の一部の山頂近くに積雪が見られます。高速道路自体の標高が次第に上がりますので周囲の山の標高が分かりにくくなり、積雪が高さの指標になるかと思いつつ「危険物積載車両ここで出よ」の表示を横目に見ながら、とうとう関越トンネルに入りました。小説にあるように、道路を走りながらもその長さを感じているうちに遂に出口に。高速道路には勿論残雪はありませんが、周囲の一般道の周囲には普通に雪が残っています。現代においても「雪国」の中にある気候の違いを実感しました。

湯沢町歴史民俗資料館の1フロアには、「雪国」に纏わる様々な資料が展示されています。
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上野国と越後国の国境

現代においては鉄道や道路が発展して国境(くにざかい)を意識する機会が少なくなっています。東京を起点とすると、上越新幹線や関越自動車道を利用することにより、例えば東海道新幹線や東名高速道路で移動する距離感と同じように新潟方面に移動することができるようになっています。しかし、三国山脈が横たわり、かつて他の地域との物流は江戸方面ではなく内航海運(北前船きたまえぶね)によるものが主体でした。その寄港港が新潟であり、長岡であったことから、豪雪地帯である山間部を通る街道筋が栄えるヒト、モノの動きは多くはありませんでした。一方、農業が盛んで、美味しい米ができる地勢、気候に恵まれて現代の魚沼産コシヒカリに至っていると云われています。

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初春の上越紀行

群馬県にあたる上野国(こうずけのくに)と新潟県の本州部分、越後国(えちごのくに)の一部にあたる、魚沼市、南魚沼市、南魚沼郡湯沢町にかけて、上越沿線を初春の気配を求めて歩いてきました。現在の新潟県は上越、中越、下越、佐渡の4つの地方に分けられ、長岡市を中心とし南方に魚沼市などがある中越地方、新潟市を含む北東部は下越(かえつ)地方です。かつての上方に近い上越市を中心とする南西部が上越地方になりますが、今回のタイトルにある上越は、上野国と越後国の二つの国を合わせて名づけられた上越新幹線や関越自動車道が通る沿線地域を指します。新潟県内における地域としては上越地方ではなく中越地方になります。

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