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新潟県中越地方の文化

アルペンスキーワールドカップ2020にいがた湯沢苗場大会2月22日~23日は一部の競技が天候不良になり中止になったということですが、湯沢町の冬はスキー客で賑わう地域です。また、米どころ、酒どころの新潟県の中でも南魚沼市の八海醸造では高級なビールやウイスキーも手掛けられ、数種類あるライディーンビールの中でもホップが効いた IPA を美味しく頂きました。この地方ではへぎそばも有名です。布のりをつなぎにした滑らかなそばですが、へぎそばの名称はそばではなく長方形の木製の器に由来しています。ざるそばなどは小ぶりの円形の器に一人前盛り付けられるのが一般的ですが、「へぎ」は30x20 ㎝超もあり、越後湯沢駅前の中野屋さんでは2人前からの注文になっていました。また、読売新聞日曜版で最近紹介された、魚沼市にある赤城山西福寺(せきじょうざんさいふくじ)を目指すと、道案内などは一切なく民家もまばらな道程の先に「開山堂」が静かに佇んでいました。堂内外に幕末の名匠とされる石川雲蝶の彫刻、絵画や漆喰細工が溢れており、特に開山堂の天井や欄間には道元禅師を題材にした作品が多く、静かに大変有難く拝観することができました。人ごみに塗れない、山間部ならではの独自であり崇高な産業、文化が育まれているのを感じることができました。

西福寺にて 右本堂 左開山堂
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