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渉成園

京都市街の地図を遠くに眺めると、三方が山に囲まれ、東西に鴨川と桂川が流れる間に碁盤の目のような道路が行き交い、その中に大きな緑地がいくつか目立ちます。上京(かみぎょう)寄りにある京都御所が一際大きく、西方寄りに二条城、中京(なかぎょう)の東西に本願寺があります。京都駅、JR東海道線より北側では、山沿いにも多くの神社仏閣があります。一方、南側は羅生門跡が近い地域になり、東寺、そして山裾には、東福寺や伏見稲荷大社などが散見される状態になります。

少し近づいて注意深く見ると、碁盤の目の中に更に大小の寺社、庭園があるのに気づきます。その中でも今回は、京都駅からほど近い、渉成園を訪れてみました。徳川家光から東本願寺に寄進された土地に1653年、庭園が築かれましたが、建造物は蛤御門の変にて焼失したようです。現在みられるものは後に再建されたものですが、庭園全体は、街中にありながら大変穏やかで心落ちつく空間になっています。

京都駅に程近い市街地の中にありながら、大変落ち着いた雰囲気の空間になっています。

渉成園までの道程は、京都駅から烏丸通りを北に向かいます。左手に京都ヨドバシ(以前は京都近鉄、更に遡ると丸物百貨店がありました)の大きな建物を見ながら進みます。

七条の交差点(左前の角は東本願寺)を右へ、年金機構の大きな道案内を左に曲がってしばらく歩くと、右手に入園口があります。

大小形が多様な素材が組み合わされた高石垣にむかえられ、園内には、書院、持仏堂など落ち着いた雰囲気の建造物のほか、渉成園の中心となる広い園池には、回棹廊などの木橋がかけられ、歩いて渡ることができます。

園内には小川が流れ、古くは高瀬川から水が引かれていたようですが、現在は地下水を汲み上げ、そのせせらぎが渉成園の最も魅力的なところのひとつだと思います。

京都の町並みには様々な魅力が満載ですが、歴史が感じられる落ち着いた雰囲気の中に身をおいて時間を過ごすのも良いものだと感じました。

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川崎大師・川崎港

来年の5月頃から、弘法大師のご誕生1250年を記念した行事が各地で催されます。

首都圏で初詣に訪れる参拝者数が屈指の寺社の一つ、川崎大師にお参りしてきました。これと云った特別の理由はありませんでしたが、高明な厄除大師様であり、個人的には、近頃は大きな災禍がなく、ここで意識的に引き締めておきたいと思ったこと、また国内外では、天災、人災、様々な出来事があり、少し落ち着いて皆が幸せに暮らせるようにとの思いがあったのかも分かりません。

夕刻が迫っていたことから、真っ直ぐに大本堂に向かいました。

美しい大山門も流石の安定感です。

土産物として、開運達磨が有名で、毎年、前年よりも一回り大きいものを求めてゆくのが慣習だそうです。また、久寿餅は手のひらより一回り大きいサイズで何枚単位で販売されています(食べやすくカットされています)。2枚入りの箱でもずっしりと重量感があります。きな粉と黒蜜をかけて頂きますが、あっさり素朴にもっちりした食感を自宅で楽しませて頂きました。

川崎市は、京浜工業地帯のど真ん中です。川崎港に向かうことにしました。工業地帯を通り、突如現れる海底トンネルを抜け、臨港地区内にある川崎市港湾振興会館(川崎マリエン)に到着しました。

人々が川崎港に親しみ、加えてスポーツや文化の振興を図るために設けられた広々とした施設です。10階展望室は360°見渡せる上、何と無料です。

日本の経済を支えている工業地帯です。これからも多くの人々の生活を支えてゆく大切な存在である一方で、温暖化など地球の環境変化を食い止める議論も益々活発になっています。人間の営みの中で生まれる自然と共生するためのバランス、あるいは争いごとへの対処などについて、様々な立場からの意見を結集し、如何に良い方向性を見出してゆくか、我々の能力が問われている正念場であることを改めて感じる時間でした。