緊急事態宣言が出ていることもあって、国立競技場を含めて競技会場の近くに行っていないのですが、通勤時間帯の地下鉄車内などではオリンピックが開催されている雰囲気が全く感じられません。大きめの道路では、大会関係者の移動用に準備された大型観光バスや白地にブルーあるいはピンク系にプリントされたTOKYO2020専用のミニバンを時折見かける程度です。

東京都内か近郊に住むヒト達の間では、2年前、2019年の春に観戦チケットの販売が開始された時期に少し話題になりましたが、手頃な価格帯の席は競争率が高く、その頃からもともとテレビ観戦でしょ、という気分でいました。東京から日帰りの距離でない地域の方からは、観戦チケットについては話題にも上がらないようなことも聞いていました。
むしろ大会が始まる頃から報道されるようになった、各国のホームタウンを引き受けて生徒さん達を含めて歓迎体制を準備された地域の方々においては、コロナ禍で種々対策が大変であったことは想像できますが、大会が開催されている東京や福島を含むいくつかの県内よりもオリパラを身近に感じておられるようにも思います。
オリンピック開催の是非が話題になっていた頃、数字の上での感染拡大の可能性、逆に大丈夫だと考える根拠を様々な方が語っていましたし、自分でもそれなりの考えはありました。しかし、自分も含めて、集団の気持ちの持ちようを的確に予想したヒトが多かったようには思えません。オリンピックをテレビで観ないヒト達が、普通の生活、会食をするなと云われる理由を見つけることは難しい。オリパラはもともとテレビ観戦でしょ、と思っている視野を広げた方が良いかなと感じています。