帰省や旅行、そして出張などの際に地域ならではの手土産を買求めるのは何時頃からの習慣なのでしょうか。海外の観光地にも地域の記念品を売るお店を目にしますので、遠くに出掛けた時の、ヒトとしての自然な心持ちよるものなのでしょう。国内のお土産ものと云えば、様々な特産品がある中で、お菓子が最も一般的な品物の一つになっています。北は北海道から南は沖縄まで、各地域のお菓子をすぐに10個程度挙げるのは難しくありません。
このコロナ禍により、ヒトの移動が大きく制限され、帰省、旅行、そして出張の回数も大きく落ち込んでいます。何処にも出かけることができないので、むしろ地元のお菓子に目を向けてみることにしました。

自由が丘にある「亀屋万年堂」の総本店です。東京都内には直販店も多数あり、昭和の時代にTVでコマーシャルされていた「ナボナ」は東京土産としても知られていますが、むしろ地元に根付いた贈答品として有名です。

東京急行(東急)東横線に乗ると、「亀屋万年堂」の季節により変わる広告が出されています。今年5月の現時点では「塩餡豆大福」、宮古島の「雪塩」を加えて練り上げたこしあんを使っているという真丸い大福もちの写真をみて、間違いなく美味しいことを確信して、晴れた日曜日に自転車で出掛けてみました。想像通り、北海道産の小豆を優しい雪塩の味で仕上げた、さっぱりとした逸品でした。

遠くに行けない今こそ、地域のお菓子に改めて目を向けて楽しむ。そして、帰省できない分、こちらのお菓子を送って楽しんで貰う。ナボナは丁度一口サイズで、ちょっとした時間に美味しく頂けるのですが、何とも云えないふわふわ感は、硬いものが苦手な年代の方も含めて幅広い年代に人気なのだろうと、改めて想いを広げたひと時でした。