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上野国と越後国の国境

現代においては鉄道や道路が発展して国境(くにざかい)を意識する機会が少なくなっています。東京を起点とすると、上越新幹線や関越自動車道を利用することにより、例えば東海道新幹線や東名高速道路で移動する距離感と同じように新潟方面に移動することができるようになっています。しかし、三国山脈が横たわり、かつて他の地域との物流は江戸方面ではなく内航海運(北前船きたまえぶね)によるものが主体でした。その寄港港が新潟であり、長岡であったことから、豪雪地帯である山間部を通る街道筋が栄えるヒト、モノの動きは多くはありませんでした。一方、農業が盛んで、美味しい米ができる地勢、気候に恵まれて現代の魚沼産コシヒカリに至っていると云われています。

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