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伝統と現代、未来との融合

札幌市地下鉄の乗換え駅になっている大通り駅から東に一つ行ったバスセンター前駅近くに、さっぽろファクトリーという大きな商業施設があります。その名前からも想像できますが、歴史を感じさせる煉瓦造りビール工場の建物を残して、隣地は地下1階、地上4階建ての魅力的なショッピングセンターになっています。

工場では今でも醸造が行われていて、見学ルートも整備され、「札幌開拓使麦酒・賣捌所」ではリーゾナブルな価格で当時のビールを頂くことができます。札幌に限ったことではありませんが、伝統を末長く伝えてゆくためには、現代、そして未来のヒトとの出会いの場が必要です。さっぽろファクトリーはそれを実現し、更に未来への発展の可能性も感じる施設でした。

また、札幌を代表する観光地となっている北海道庁旧本庁舎「赤れんが庁舎」は改修工事のため、3年間以上の休館期間に入っています。建物の保存に加え、近い将来により多くのヒトが訪問した際、当時の建造物の素晴らしさに加え、開拓使や個人としてのリーダー、指導者、そして移民の方などのエネルギーを感じることができる展示資料に出会えるような場にして頂けると楽しみだな、と思います。

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