那覇市立壺屋焼物博物館と、博物館辺りに続く「やむちん通り」は、ゆいレールの牧志駅、国際通り近くにあります。戦災を免れた数少ない地域で、緩やかに曲がった石灰岩の石畳の通りはとても趣があります。効率的な産業発展のために琉球王朝が近隣の窯元を集めたことが起源とされています。焼物によるシーサーはよく知られていますが、魚紋を施した皿や器など特徴的な焼物を楽しむことができます。釉薬をかけない荒焼と釉薬をかける上焼きがあります。上焼きは見た目も美しく魚紋なども映えるのですが、他地域の焼物との競合が厳しく厳しい時代もあったとの掲示がありました。一方、そのような時代にあっても荒焼の需要は高く、一世を風靡したとされています。

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[…] • 古き良き佇まい 投稿者 RFC – To RegionalFeatures, Cheers!投稿日: 2019年10月19日2019年10月24日 […]