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地元の人たち

2日目はやはり事前に考えていた観光ポイントの一つであったトラムに乗りました、ホテルの近くにはその停留所があった一方、MTRの駅までは10分程度歩く距離であったことから、チェックアウト後の空港へ向かうエアポートエクスプレスの乗り場であるMTR中環(セントラル)駅への交通手段として考えていた面もありました。2階建てトラムの上階からの風景は素晴らしいものでした。海外を旅行すると、目的地への距離感がないこと、公共交通機関、特にバスの利用が難しいことから徒歩で移動する距離が増えてしまいますが、メインストリートを見下ろしながら僅か410円程度でスムーズに移動できることも魅力でした。

セントラル駅近くの停留所を過ぎ、上環あたりで下車してフェリーターミナルから九龍半島のビル群を眺めた後、セントラル駅から徒歩10分程度のところにあるミシュラン三ッ星のエビワンタン麺の店まで戻って朝食をとりました。テーブルにあった赤い味噌のような香辛料は少し入れるだけで激辛でした。 今日は九龍半島を中心に回る予定でしたが、昼間余り暑くなり過ぎないうちにと、香港島に留まってMTRでゴーズウェイベイに戻り、その東部にあるビクトリアパークに行くと、ヘッドスカーフをまとったイスラム教の女性があちこちにシートを敷いて集まっていました。個々に1日分かと思われる5、6個のパック飲料を準備して、グループ毎には大きな透明の袋に入ったブロック氷やスナック菓子が置かれています。後で知ったことですが、以前は英語のできるフィリピン人のメイドが多かったのに対して、英語や広東語を勉強したインドネシア人が増えていて、休日の日曜日にはビクトリアパークに多く集まって寛ぐのだそうです。

午前中と云えども暑さは大きくは変わらず、クーラーの効いたショッピングビルで涼みつつ、今日もスターバックスで水分補給をしながら、MTRで九龍半島にある香港最大の寺院である黄大仙を目指すことにしました。余談になりますが、出発駅のゴーズウェイベイはMTR港島線Island Line、金鐘駅でTsuen Wan線に乗換えて、油麻地駅で更にKwun Tong線で黄大仙に向かいます。各線への乗換え毎に料金が加算されるシステムなのか、港島線内の3倍の料金が掛かって少し割高感がありました。

黄大仙は大変華やかな立派な寺院で、本殿前に牛、馬や兎、鼠など10種類以上の動物が僧の形相をした大きな像が立ち並んでいるのが印象的でした。また、50センチメートル以上あるような大きな線香を掲げながら真剣に礼拝する市民の姿は、神仏を拝むどこの国でも違わないなと思いました。私も例年の初詣と同じように家族や親戚の健康を祈願して日本風に手を合わせてきました。

帰路ではMTR Kwun Tong線太子駅で降り、女人街などを抜けて油麻地駅から再びMTRで香港島に向かいました。2日間の旅行ですが、当初予定していた観光ポイントの大半が回れたように思っていました。

• 観光客の動揺

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