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地方自治の根幹:統一地方選挙

今年4月、4年に1回の統一地方選挙が行われました。告示日にはくじ引きにより届け出順が決まります。ポスター掲示板は告示日前、公共施設の前のフェンスなどに準備されます。板に書かれた番号、届出順の振り方については、決められた一定のルールはないようですが、多くの地域において、特定の候補者や政党が有利、不利にならないように1番から順序よく並んでいることは少なくなりました。また、同じ自治体内の掲示板全ての番号の並び順が同じにならないよう、つまり目立つ位置に、目立たない位置に偏りができないよう、より公平性に配慮した工夫がなされている場合もあるようです。

告示日の午後には概ね全ての候補者のポスターが並んでいます。支援者が順次貼ってゆきます。昔ながらに刷毛で糊づけしているイメージで思っていましたが、今日では耐水性のシールになっているようです。以前の選挙期間を振り返っても、確かに大雨で選挙ポスターが剥がれてしまっているなどという風景は見ませんよね。

多くの自治体において、投票日の当日、あるいは翌日に長、あるいは議員が決まりました。地方自治制度について、総務省のホームページをみると、各地方公共団体は自らの判断と責任により、地域の実情に沿った行政を展開していくことが大いに期待されていること、住民に身近な行政は、地方公共団体が自主的かつ総合的に広く担い、地域の諸課題に取り組むこと、などと記載されています。現代は、各地域の地方自治活動、暮らしやすさにより住民数が増減する時代ですので、今回の選挙で選ばれた各自治体の長、議員の皆さまには、これからの4年間、是非とも活発にご尽力頂きたいと思います。

昨日のニュースにて、東京世田谷区にて1票差で落選した候補者の方が異議申し立てをされたとの報道がなされていました。過去には他の自治体にて、選挙管理委員会が投票用紙を再度精査し、当選者が入れ替わった例も複数あったようです。正しく選挙されることがこれからの4年間の根幹であり、行方を見守りたいと思います。

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