床屋さん、barberは世界中の各地域にあって、男性諸氏の髪を整えるべく尽力されているものと思います。散髪中はマスクを外しますので、日々の新型コロナ感染者数が多い時には少し躊躇しつつ行っていました。今現在、国内での新規感染者数が激減している状態で、先日は久しぶりにほぼ安心して行ってきました。
美容院に比べるとお客からのリクエストは少ないようですが、稀に普段見ない方から難しい相談を受けることもあるようです。人其々、髪質、生え際、頭の形など様々なので、できること、できないことがあり、そこはプロならでは、判断してお客にできないことはできないと伝えなければなりません。
床屋さんに限らない話になりますが、職業になり得る全ての対象物、対象者、対象部位(床屋さんの場合は髪、頭)については、それを職業にしている人、あるいは一部の趣味にしている熱心な人が対象物、対象者、対象部位を圧倒的に多数見ていて、比較もしていますし、熟知しています。そういう意味では、プロ、セミプロは素人には負けません。
床屋さんに戻ります。散髪をして貰っている間お話が弾むこともありますが、口元に蒸しタオルが当てられて、沈黙の時間もあり、ゆったりと他愛のないことを思い巡らす至福の時間でもあります。職業→対象→床屋さんはヒト→お医者や整体師、介護士、あるいは教育者など特殊な職業か?芸能人はヒトが対象か、向き合っているのは芸術そのものか?全ての職業は対象により分けられる?食品業界、機械業界、建築業界、金融業界、など。この年になって改めて気付くことでもなく、経済学や経営学、商学などを修めている人には当たり前のことなのかも分かりませんが、職業とその対象物に思いが巡ります。
モノを対象にしている職業人各位は、その対象が何か、自分の意識の中にはっきりしているように思います。一方、ヒトを対象としている職業人の方各々が、横のつながりをどのように感じておられるか、考えておられるのか少し興味を感じました。介護職は、医者と極めて密接に連携を取る必要がありそうです。児童相談所の職員の方は、ご時世なのか、警察官との関係も出てくる可能性があります。昭和の時代は、医者や教師などヒトを対象とする職業の人達が今よりも意識され、大切にされ、我々も恩恵をより感じていた時期があったように思います。近頃は代表格が介護にシフトしている可能性もありますが。今風にはエッセンシャルワーカーと呼ばれるのでしょうか、従前の医師や教師とともに介護職の方などヒトを相手にされている職業人の方を少し違う眼差しで見ることで、各々の地域の雰囲気、住みやすさが違ってくるかも知れないと思いました。