今年の6月19日の珠洲市を中心とした震度6弱の地震以降、しばらく強い揺れが続いていました。石川県内でも能登半島にあるこの地域は、2007年(平成19年)3月に輪島市を中心とした能登半島地震が発生するまでは地震空白地帯と認識されていたようですが、実は、ユーラシアプレートに続くアムールプレートと、隣接するオホーツクプレートの境界部にあたるとされ、今後の動きが気になります。
ところで、6月の地震発生時に、富山県内では富山市で震度3、高岡市、氷見市で震度2に留まり、地元では「立山が守ってくれている」という、地域外の者が聞くと少し首を傾げるようなことが囁かれていたと聞きました。調べてみると、能登半島地震の際には富山県内でも震度5の揺れが観測されています。高岡市での震度5の記録がある1930年(昭和5年)の大聖寺地震以来とのことですので、確かにお隣の石川県に比べると強い地震は少ないようにも思われます。また、2007年(平成19年)の新潟県中越沖地震の時には、新潟県や長野県では震度6が記録されたのに対して、富山県では震度3にとどまっていたような事実が一つのポイントのようです。

立山連邦の地下にある水を含む巨大なマグマだまり、あるいは水を含む岩石によるものとする科学的な検証がなされているようです。地域外の専門外の者には、能登半島側の揺れを和らげてくれるようには思えないことから、地元の方には、いざという時のために、是非とも備えて頂ければと思います。
富山県の豊かな食材と文化
天然の生簀と呼ばれる富山湾を擁することから、有名なホタルイカの他にも多くのキトキト(新鮮)な海産物が楽しめます。白エビがまとまった量漁れるのは富山だけとのことで、土産物屋にはあまりに沢山の関連商品が並べられていて、富山の海から白エビがいなくなってしまうのでは‥と少し心配になりました。ノドグロも美味しく頂けます。視点を農産品に転じると、米どころ富山で新しく開発された富富富(ふふふ)、氷見の牛肉は氷見牛、お隣の高岡の牛肉は万葉牛など、味だけでなく命名も興味深く感じます。

文化面においても、万葉のふるさとと呼ばれる高岡市を始めとして歴史も古く、ゆっくりと訪れたい地域だと思いました。
